カタルーニャ語(カタルーニャご、Català)

カタルーニャ語(カタルーニャご、Català)はスペイン北東部のカタルーニャ地方に居住しているカタルーニャ人の言語。カタロニア語、カタラー(Català)。インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する。カタルーニャ地方のほか、バレンシア地方、バレアレス諸島、アラゴン地方のカタルーニャとの境界地域、南フランス・ルシヨン地方(北カタルーニャ)、イタリア・サルデーニャ州アルゲーロ市などに話者がいる。アンドラ公国では公用語になっており、またスペインではガリシア語、バスク語と並んで地方公用語(カタルーニャ、バレンシア)の一つとなっている。なお、バレンシア地方では同地で話されているこの言語を、カタルーニャ語のバレンシア方言であるか、バレンシア語であるかと言う議論がある。

歴史

カタルーニャ語は中世以来の文芸的伝統を持つが、15世紀以降スペイン語文化に押されて衰退する。19世紀末にはカタルーニャ・ルネッサンスと呼ばれる文芸復興運動が起こり、成果を見せた。

ところが、1936年に勃発したスペイン内戦と後のフランシスコ・フランコによる独裁政権により、地方語は激しい弾圧を受け、カタルーニャ語も公的な場から追放、公の場ではFCバルセロナのホームスタジアムカンプ・ノウ(カタルーニャ語読みではカム・ノウ)内を除いて一切の使用が禁止され、再び暗黒時代に入る。

しかし、1975年11月のフランシス・フランコの死後におけるフアン・カルロス国王の治世下で進んだスペインの民主化により、40年近くの間使用が禁止されていたカタルーニャ語も復権した。